素直に認めるだけで○○する。

 

2015年も様々な出来事を体験したことと思います。

 

楽しかったこと、

 

うれしかったこと、

 

嫌な気持ちになったこと、

 

今に満足できなかったこと。

 

 

 

そして、新たな変化を求めて、

 

 

環境を変化させた人もいることと思います。

 

 

 

また、変化に順応できずに、

 

ストレスを溜めて体調を崩した人も

 

いることと思います。

 

 

 

起きた出来事に対して、

 

どんな風に受け止めれば

 

次に進めるのか?

 

どんなことに気づけば

 

許せるのか?

 

溜まった感情を解放して、

スッキリ新年を迎えていただけたらと思います。

 

 

 

 

この世界は、二元性で成り立っています。

 

 

男と女

 

夫と妻

 

自分と他人(相手)

 

光と影

 

正義と悪

 

幸せと不幸

 

満足と不足

 

上と下

 

 

 

 

そして、私たちは、いつもそのどちらかにいます。

 

 

幸せな時に自分の中に不幸は感じません。

 

満足しているときに自分の中に不足は感じません。

 

自分を感じている時には、自分の中に他人(相手)の立場はありません。

 

夫の役割をしているとき、自分の中に妻の役割は見えません。

 

正しいと思っているとき、自分の中に悪は存在しません。

 

 

片方しかみることができません。

 

どちらかにいるときは、

分離の世界にいます。

 

分離の世界にいると、

 

ストレスが溜まります。

孤独を感じます。

 

 

最初の分離は、

出産によって、母から分離したときにおこります。

バーストラウマです。

 

以前にも書いたと思います。

このトラウマが消えないとお母さんから離れられなくなります。

お母さんも同じです。分離したわが子を離したくなくなります。

 

 

分離は、

本能的にネガティブなものとして記憶されます。

 

 

だから、人は、

 

つながりたい、

 

分かち合いたい、

 

ひとつになりたい、

 

という欲求に逆らえません。

 

 

その欲求を満たす為に、

自分のいる側(立場)に

相手(他人)を立たせようとします。

 

 

ここで、一つ、残念なこと(色眼鏡をかけていること)は、

 

行動、立場、状態に対して、

自分は正しい、相手は間違っているという

判断をしてしまうのです。

 

 

自分は、

分離から統合の世界に戻りたいという

 

本能的欲求を満たすために、

 

一生懸命生きて、考え、判断、行動している

正しい人であると思っているからです。

 

 

 

不足や不幸を感じている時でさえ、

 

それが自分のせいではなく、

他人(相手)によってもたらされたもので、

 

不足や不幸を満たすためにがんばっている

自分は正しい人で、相手は間違っている人側にいるのです。

 

正しい人=善い人

間違っている人=悪い人

となります。

 

 

この判断も二元性から起こります。

 

善い人か悪い人

 

正しいか間違いか

 

 

よくよく観察してみると、

 

 

自分が、二元性のどちらかの立場に立つから、

 

反対の世界が出来上がり、

 

そして、分離の世界が生まれるということがわかります。

 

 

 

例えば、

 

 

男と女

 

肉体的なことは、ちょっと横においておきます。

 

 

男性側にいるとき、男性側の象徴として

強さがあります。

 

 

男性というだけで、強さが求められます。

弱い男性は、男性として×的な雰囲気があります。

 

 

女性側にいるとき、女性側の象徴として

母性的やさしさがあります。

 

女性というだけで、母性的なやさしさが求められます。

強いだけの女性は、女性として×的な雰囲気があります。

 

 

これらの法則は、

自分が親や周りの影響を受けて、

 

自分で二元性の中に振り分けていきます。

 

そう、正しいか間違いかという二元性の天秤にかけていくのです。

 

 

例えば、料理は女性がするもの=正しい

 

というルールがあるとします。

 

 

自分がみている世界が現実化するので、

女性がそう思っていれば、男性は料理をしなくなります。

 

 

例えば、外で働く仕事と内で働く家事

 

 

これに上下(優劣)をつけているとします。

 

外で働く仕事が上(優)=正しい

内で働く家事が下(劣)=間違い

 

 

この様なルールを無意識につくっている、

外で仕事をしている独身女性は、

 

結婚したら、家事をするとストレスが溜まるので、

結婚願望があっても、無意識に後ろ向きになっているかもしれません。

 

 

例えば、健康と病気

 

これは、一般的には、

健康=正しい

病気=間違い

となっています。

 

このルールが強いと、

 

健康を目指して

サプリメントにはまったり、

 

運動を必死にやったりします。

 

ポジティブに生きてみたり、

 

毎日笑顔をつくってみたりします。

 

 

そして、病気の人を見ると、

健康になる努力をしていない間違った人という判断をします。

 

 

例えば、お金持ちと貧乏

 

これも一般的には、

お金持ち=良い=満足(幸せ)=正しい

となっています。

 

みんなお金持ちになりたくて

節約をせっせと頑張るか

給料の高い仕事につくか

事業をして大成功を収めるか

宝くじで一攫千金を狙うか

人のお金を盗むか

親のお金をあてにするか

 

あらゆる手段でお金持ちになろうとします。

 

そして、貧乏な人を見ると、

不幸な人=間違っている人という判断をします。

 

 

 

どんな出来事もそうです。

 

分離から逃れたいのに、

分離の世界から、思考し、判断し、行動し

 

自分を正当化しています。

 

自分を正当化することで、他人(相手)を否定する

という

 

さらに分離の世界にはまっています。

 

 

分離の世界から脱出する為には、

 

分離の世界で判断しても

解決しないのです。

 

 

じゃぁ、どうしたら分離の世界から抜け出せるのかというと、

 

 

分離の世界で思考し、判断し、行動していた

自分を観察し認めることです。

 

 

ただ、それだけです。

 

分離の世界にいる自分を見つけた自分は、

分離の世界の自分ではなく、

 

 

一歩、離れたところにいる自分だからです。

分離の世界を客観的に見ている自分なのです。

 

 

そして、分離の世界にいた自分を見つけた時に、

 

善い、悪い

正しい、間違い

 

というレッテルをはる必要をありません。

 

それをすると、また分離の世界に引き込まれてしまいます。

 

 

「あぁ、こういうルールを作って、

こっち側にいて、思考して、判断していたんだ。」

 

ということがわかればよいのです。

 

 

そうすると、

今まで、ストレスとなっていた出来事が

消えていきます。

 

 

 

沢山のルールを作り、

二元性の世界にどっぷり浸かっている私たち。

 

 

ぜひ、2015年の締めくくりとして

分離の世界にいる自分を見つけてみて下さい。

 

 

 

 

energy-bodyセルフ調整講座では、

 

そんな自分の見つけ方や

解放ワークなどを

カウンセラーと一緒にやっていきます。

 

 

興味のある方は、

 

お気軽にお問い合せください。

 

詳しくは、こちらをご覧ください。