第二話 被害者意識の自分・4

 

 

 

ここで、もう少し、具体的に話をしていきましょう。

 

 

 

 

 

例えば、

 

認めてもらいたいという欲求がある

 

A君を見てみましょう。

 

                                                                                  

 

A君は、長男

 

下に弟がいます。

 

 

 

産まれた時は、確かに、両親や周りの大人が

 

無条件に愛を注いでくれました。

 

 

 

みんなの笑顔を見て、

 

つながりを思い出し、

 

安心と調和の中で満たされていました。

 

 

 

ところが、

 

ある日、A君に弟ができました。

 

 

 

弟ができると、両親達は、

 

弟に無条件の愛を注ぎ、

 

A君には、お兄ちゃんだから、我慢してね。

 

と度々言われるようになりました。

 

 

 

我慢しないで、自己主張すると、

 

怒られました。

 

「お兄ちゃんでしょ!」と

 

 

 

そして、今度は、我慢していると

 

「お兄ちゃんは、えらいね。」と

 

両親が微笑んでくれました。

 

 

 

 

 

自己主張しないで、

 

親の言うことを聞いていれば、

 

褒められるんだ。

 

微笑んでくれるんだ。

 

愛されるんだ。

 

と学習しました。

 

 

 

自己主張は、×

 

条件付き愛の出来上がりです。

 

 

 

それからA君は、

 

両親が喜んでくれそうなことをがんばりました。

 

 

 

勉強

 

お手伝い

 

 

 

本当は、やりたくないけど、

 

 

 

認めてもらえると

 

褒めてもらえると、

 

愛情を受け取れると

 

 

 

間違った辞書を作り上げてしまったからです。

 

 

 

 

 

大人になったA君は、

 

職場でも、がんばりやさんです。

 

 

 

上司に認めてもらえると、

 

愛情を受け取れると

 

自分の辞書に書いてあるからです。

 

 

 

でも、上司は、なかなか認めてくれません。

 

 

 

認めてくれない自分は、だめな自分

 

 

 

認めてもらえないから、がんばっても仕方ない

 

 

 

認めてもらえないなら、生きている価値がない

 

 

 

など、人によって大小の差はありますが、

 

許せない自分が出来上がります。

 

 

 

 

 

認めてもらうために、

 

 

 

本当は、やりたくなくてもがんばったり

 

 

 

身体を壊しても、休まず働いたりします。

 

 

 

こういうルールが出来てしまうと、

 

 

 

無意識の自分が暴れ出し、

 

 

 

寝坊をさせたり、

 

 

 

原因不明の体調不良にさせたり、

 

 

 

日常生活に支障が出てきたりします。

 

 

 

 

 

認めてもらえない自分がいても、

 

 

 

無条件の愛が得られないこととは

 

イコールではありません。

 

 

 

認めてもらえない自分がいると

 

手に入らないのは、

 

条件付きの愛だけです。

 

 

 

 

 

無条件の愛

 

イコール

 

条件付きの愛

 

というルールが

 

大きな勘違いだったのですから・・。

 

 

 

 

 

どこの職場にいっても、

 

こういう人いませんか?

 

 

 

本人に悪気がなくて

 

勤務態度の良くない人

 

 

 

本人は、がんばりたくてもがんばれないと言います。

 

 

 

そして、

余計にダメ人間という

レッテルを貼られてしまいます。

 

そのたび、自分自身も、

 

ダメ人間という自分を上書きしていきます。

 

 

 

他人に言われなくても、

 

自分が納得できる結果が得られないという人も、

 

 

 

自分で自分を認められないので、

 

×をつけていきます。

 

 

 

 

 

でも、×をつけても、

 

無条件の愛が得られないこととは、

 

無関係です。

 

 

 

 

 

この世界には、

 

テレビ、雑誌、インターネットという

 

ものすごい膨大な情報が溢れかえっています。

 

 

 

経済至上主義が主流な世界なので、

 

あらゆる人が、

 

どうしたら、お金持ちになるのか

 

必死に考えているので、

 

 

 

お金儲けする為に、

 

あらゆる偽の情報が

 

反乱しているのです。

 

 

 

 

 

きれいになったら、愛される

 

 

 

おしゃれになったら、愛される

 

 

 

世間に認められたら、何でも手に入る

 

 

 

有名になったら、何でも手に入る

 

その為には、

 

○○しましょう!といって、

 

お金儲けして生きているのが

 

この時代です。

 

 

 

 

 

さぁ、ここで、よく考えてみて下さい。

 

 

 

 

 

きれいな人は、みんな本当に愛されていますか?

 

 

 

おしゃれな人は、みんな本当に愛されていますか?

 

 

 

世間で認められ、有名な人は、

 

本当に何でも手に入ったのでしょうか?

 

 

 

 

 

そうですね。

 

条件付きの愛は、手に入ったかもしれません。

 

 

 

 

 

でも、

 

本当に欲しかったものと違う・・。

 

むなしさを感じます。

 

 

 

なぜなら、

 

一番最初に、求めたものは、

 

無条件の愛・・。

 

 

 

 

 

無条件の愛は、手に入りません。

 

 

 

○○をしたから手に入る

 

というルール上には、存在しないものだからです。

 

 

 

 

 

反対に、

 

○○をしても、きれいにならなかった

 

○○をしても有名になれなかった

 

それは、○○が悪い

 

と周りや相手のせいにして

 

被害者意識の自分を作りだした人

 

 

 

被害者の自分を許せないのは、

 

 

 

このままでは、条件付き愛が手に入らないからですね。

 

 

 

そして、

 

こんなにがんばっても手に入らなった

 

可哀想な私に、

 

周りがまた、

 

「そんなことないよ、あなたは立派にがんばったよ」

 

と認めてもらえることを期待します。

 

 

 

被害者でいる自分は、許せないので、

 

がんばった自分をアピールします。

 

 

 

 

 

被害者の自分

 

 

がんばった自分

 

 

認めてもらえる

 

 

条件付き愛

 

 

 

 

 

ほとんどの人が、これを繰り返します。

 

 

 

気軽に、うまくいかなかった自分を手放せる場合と

 

 

 

この事だけは、がんばった自分に×をつけたくないと思うと

 

被害者の自分を手放せません。

 

 

 

許せないからこそ、握りしめ

 

正当化して、認めてもらおうとします。

 

 

 

 

 

 

 

本当は、

 

 

 

どうでもいいのです・・。

 

 

 

 

 

だって、

 

 

 

認めてもらえなくても、

 

 

 

褒めてもらえなくても、

 

 

 

喜ばれなくても、

 

 

 

無条件の愛とは、関係ないのですから・・。

 

 

 

 

 

よ~くよ~く思い出して下さい。

 

 

 

あなたが欲しかったのは、何ですか?

 

 

 

 

 

なぜ、

 

条件付き愛を得ようと

 

必死になっているのですか?

 

 

 

社会で成功していても、

 

 

 

きれいでも、

 

 

 

無条件の愛を感じていない人は、

 

 

 

一人になった時、

 

 

 

孤独を感じています。

 

 

 

分離感に引き裂かれる想いでいます。

 

 

 

そういう人、あなたの周りにいませんか?

 

 

 

もしくは、あなたがそうなっていませんか?

 

 

 

 

 

条件付き愛が欲しかった本当の目的

 

思い出せましたか?

 

 

 

 

 

被害者の自分を

 

手放せる準備できましたか?

 

 

 

 

 

 

 

続く・・。

 

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